医薬品の通販とは?

人類はその歴史のかなり初期から、薬として植物の持つ効能を利用して来ました。
やがて中国などでは東洋医学が、西洋では西洋医学が発達し、現在では両者の良い所を組み合わせた医療が受けられる様になっています。
また、近年は市販薬のインターネットでの通販も盛んに行われており、消費者はより便利に薬を入手出来る時代となっています。

ただ、薬は人体の組織に深い影響を与えるものであり、取扱には十分注意が必要です。
現代でも薬害問題や、病院内での医薬品管理の不手際などによる事故が頻繁に報道されています。

rrt46

プロの医師や看護師ですら、薬の取扱を間違えて事故を起こす事があるのです。
素人が安易に薬を取り扱うと、より事故の危険性が増す事は想像に難しくありません。
こうした事態を取り締まる為に、薬事法は無くてはならない存在です。
医療機関の他、薬を取り扱う業者などはこの薬事法に基づいて、薬を取扱う事が義務づけられています。

勿論、医薬品通販の業者も同様です。
一方、インターネットを通じて薬を販売している業者は、近年この薬事法の影響により、営業不能に陥りかねない危機を迎えた事があります。
というのは、2009年に施行された改正薬事法により、第一類と第二類に指定された市販薬の通信販売が出来無くなったのです。

これを受けて営業の危機に瀕したインターネット販売業者は訴訟を起こし、現在では再び第一類及び第二類の市販薬のネット販売が正式に認められています。
さて、こうした流れの中で、インターネットでの医薬品通販を全面的に解禁するべきだとする意見を見る事があります。
これは主に、処方箋が必要な薬のネット通販を解禁すべきだとの意見です。
現状では、薬剤師の処方箋が必要な薬はインターネットでは購入出来ません。

確かに世の中には、実店舗に薬を買いに行く事が困難な、所謂買い物弱者と呼ばれる方もおられます。
そうした方の利便性を考慮して、処方箋が必要な薬もネット販売で購入出来る様にすべきだとする意見を持つ方が多くおられるのです。
確かに海外には、こうした処方箋が必要な薬をインターネットで販売している国も存在します。

ただ、ネットで薬を販売する業者としても、こうした意見は慎重に検討する必要があります。
例えば実店舗を持つドラッグストアですら、薬に関する説明が薬剤師から受けられないというケースは多数発生していますし、ネットで購入した薬に関する質問に対して回答が得られなかった、というケースも多く存在しているのです。
先述の様に、薬は取扱を間違えると生命に危険を及ぼしますし、何らかの事故が起きた時に、販売者の責任が問われる事も考えられます。
ですので、薬の通信販売の自由化に関しては、しっかりと法整備を行い、責任の所在をはっきり出来る様にした上で行う方が望ましいと言えます。
また、薬の購入者の質問や疑問に対して、薬剤師などが100%返答出来る体制を作り出す事が、医薬品通販の自由化の鍵を握っていると言えるでしょう。

医薬品販売の解禁

2014年、一般用医薬品のインターネット販売が解禁となりました。
でも、薬の通販の知識を持っている人はほとんどいません。
そこで、ネットで薬の購入を考える前に、こちらのサイトを参考にしてください。
これから需要が広がる一般用医薬品のネット通販に関する情報が詳しく掲載されています⇒医薬品の通販とは?
素人にも分かりやすい内容ですので、参考にして知識を得てから利用しましょう。